雨ニモマケズ(12月の活動)

こんにちは。

日本では全国で寒い日が続いているようですね。。。

こちらインドネシアは毎日暑い日が続いておりますが雨季のため雨が降る日も多いです。

地方の子供たちにもチャンスを与えるべく始めた、無償で英語学習のサポートをする弊社のTanah Nanas事業。

舗装もままならない、又は舗装されていない道を通って教室まで来るため子供たちは、ここに来るまでも一苦労です。

それでも参加している子供たちは明るく元気に英語を学んでいます!

 

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真剣に学ぶ子供たち

Be動詞ってどう使ったらいいの?

そもそもbe動詞ってなんだろう?

疑問文を作ってみて…!

 

既習であるとはいえ、改めて先生に問われると迷ってしまう子供たち。

インドネシア語の解釈とはまた違う点があり、余計に戸惑っているようです。

それでもゲーム感覚で先生からの英語での質問に答えていき、楽しく覚えているようでした!

 

周りにはほとんど何もない場所にポツンとあるTanah Nanas

雨季は日本でいうところの冬で、外には出たくなくなるような大雨が降ります。

そんな雨の日でも教室に足を運ぶ子供たちが、面白そうに隣に座るの友達と勉強する姿を見ると、学ぶ楽しさをもっと体感してもらいたいと思います。

 

これから少しづつ雨も和らいでくるので、更に活気が出るといいなぁ!

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Tanah Nanasに集まる生徒たち

 

Tanah Nanas事業について(弊社SDGs)

”Tanah Nanas”とは…⁉

インドネシア語でパイナップル畑という意味で、2018年8月に開講した地域の子供たちに無償で英語教育の場を提供している弊社(バイオマス・フューエル株式会社)の事業です。

明治時代に青年リーダーを多く輩出した人参畑塾(興志塾/高場乱)にちなんで命名しました。

 

弊社拠点のあるブトン(インドネシア、リアウ州シアック県)はまだまだ発展途上の地域ではありますが、将来は工業地帯となる県の計画もあり就職の機会増えることが期待できます。

そこで働き企業の核となるには準備が必要ですが、教育の機会は他の地域に比べて充分とは言えません。

それに加え、インドネシア全体での失業率が約5%、更に若年者失業率においては15%と、かなり高い失業率となっています。

このブトンという地域に特化していえば若年者失業率は20%を裕に超える状況と感じています。

せっかく就職のチャンスがあってものブトンの人々が就業できなくてはせっかくの機会が水の泡です。

このような状況下で将来のための準備をするお手伝いはもちろん、勉学に励むことの楽しさや達成感、更には異文化に接する機会を提供していく場にしています。

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学習の様子

また、この事業は2015年に国連で全会一致にて採択されたSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)の17の目標のうち下記4つの目標に該当すると捉えております。

  4.質の高い教育をみんなに

  8.働きがいも経済成長も

  10.人や国の不平等をなくそう

  17.パートナーシップで目標を達成しよう

 

課題解決に向けた取り組みももちろん、日本やインドネシアで一人でも多くの方にSDGsを知っていただけるよう取り組んでいきたいと考えています。

 

 今後、本ブログにて事業の様子を綴っていきますので是非ご覧ください!